年少さんの男の子が読書スペースで靴をぬぎながら、
なにやらつぶやいているのが聞こえました。
最初なんだろう・・と耳をすましていたら、こんな内容。
はきものをそろえる
はきものをそろえると 心もそろう
心がそろうと はきものもそろう
ぬぐときにそろえておくと
はくときに心がみだれない
だれかがみだしておいたら
だまってそろえておいてあげよう
そうすればきっと
世界中の
人の心もそろうでしょう
聞いてるだけで、心が洗われました!
幼稚園で習ったそうなのですが、
気になって調べてみると曹洞宗のお坊さんが
書かれた有名な詩のようです。
「脱いだ靴を自分でそろえる」とは、
「自分の後始末は自分でする」
ということではないでしょうか。
それは、自立への第一歩となり、
学習姿勢へとつながっていくと思います。
すっかり忘れてましたが、次男が1歳の頃、
いつも脱いだ靴をきちんとそろえていて
フランスの知人に驚かれたことがありました。
「日本人は1歳から靴が揃えられるの!?」と。
そのとき私は、
日本人はみんなそろえるのよ、
だから自然に覚えたのね!
なんて返した記憶がありますが・・
恥ずかしながら、最近の我が家を振り返ると、
靴がそろってない日もちらほら・・
日常の習慣は、子どもの方が定着しやすいですよね。
(もうされてる方も多数いらっしゃると思いますが)
ぜひご家庭でも玄関の靴をそろえる!から
大切にしてみてくださいね。